Giving December の結果
活動を支援しているルーム・トゥ・リードが参加した、2016年12月開催のGiving December キャンペーンの結果報告がきました。
主は地味に参加していましたよ。
Flowers for Books、で!
主の貢献は5,000円程度。全体の額からすると小さな貢献です。
が、この貢献は、師匠も走りまくるオトナ大忙しの12月に強行突破で開催してみんなで作った寄付。
その行動力と想いは全体額に匹敵するほどの威力を持っていると自負いたしますよ。
いろいろなイベントやチャレンジが満載のルーム・トゥ・リードのGiving December キャンペーン。
ココロがつながって、ミライが変わるヒントになると嬉しいな。
------ 以下転載 -----
THANK YOU!
「教育」の贈り物を届けてくださった皆さまへ
寄付月間キャンペーンへの応援、本当にありがとうございました。
皆様からのご寄付で、スリランカの小学校に質の高い識字教育を届けることができます!
寄付月間キャンペーン2016「アジア・アフリカの2000人の子ども達に教育の贈り物を届ける」へご支援をいただき、本当にありがとうございました。
ジャパンギビング上のキャンペーンを通じて、271名の方から、4,666,820円もの寄付をいただきました。
この寄付は、図書室をつくり、本と教材を届け、国語(母国語)を教える教師にトレーニングをするというトータルな識字教育を小学校に届けるために十分な金額です。
そこで、皆さまからのご支援の結晶として、
スリランカ ウバ州 Badulla(バドゥラ) Heeloya(ヒーロヤ)村にある
Sri Smangala(スリスマンガラ)小中学校への識字教育の導入ために寄付を活用させていただきます。
この学校には、1年生から13年生の670名が通う大きな学校です。
元々、資源が不足しており、2015年には教室不足を解消するためにルーム・トゥ・リードが学校校舎の建設を支援しました。
教室ができて学べる環境が整ったので、識字教育のプログラムを導入するためのスポンサーを探していたものです。
この写真は、Sri Smangala小中学校から届いた写真です。
ここに写っている生徒達は、新しい図書室ができ、そこで学べることをとても楽しみにしているそうです。
学校のあるBadulla(バドゥラ)は、紅茶の産地としても有名なウバ州の州都です。
スリランカの首都コロンボから約230KMほど離れ、鉄道でも訪れることができます。
とても美しい国スリランカでは、教育は大切にされています。
小学校、中学校ともに無償で、義務教育としているため、成人の識字率がアジアの中で最も高い国のひとつです。
このように成功した取り組みがある一方、深く根ざした問題も多くあります。
裕福な地域と貧しい地域との間で、長年に続く教育格差が存在し、北部や東部に住む約65,000 人の子どもたちが就学していません。
また、教育の質が大きな問題となっています。
生徒の37%しか母国語をマスターできていないという、基礎的能力の達成度の低さが指摘されています。
教育の質が劣っている大きな理由は国内の教員不足であり、その教師達もトレーニングを受けているのは62 %のみです。
さらに多くの学校が図書室を持たないか、子どもたちの役に立たない古い本ばかりの、十分に機能しない図書室しかない状態です。
このような教育環境において、ルーム・トゥ・リードの識字教育プログラムは重要な役割を果たせると考えています。
このように必要な場所、必要な人々のために、教育を届けることができるのは、皆様がルーム・トゥ・リードと共に行動を起こしてくださるからです。
識字教育プログラム導入の結果について、今年夏から秋ごろに、あらためてご報告をさせていただきます。
ジャパンギビングのサイトには反映されませんが、寄付月間に賛同くださった企業や支援者の方からも 別途、寄付をいただいています。
旧軽井沢ホテル様は宿泊費の一部を積み立て、この寄付月間にあわせて、カンボジアの小学校への図書館建設および識字教育プログラムの導入をご支援をいただきました。
多くの方々のご支援に心からの感謝をこめて。
認定NPO法人ルーム・トゥ・リード・ジャパン